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北海道のニジマス釣り

北海道を回っていると、あちこちに川が流れていて思わず竿を出したくなる。
もちろんネットで釣りが可能か下調べが欠かせないのだが、少々ルールが複雑で、おまけに現地の人も少し間違って理解していたりするもんだから、それを鵜呑みに竿を出して怒られた事もある。
そんな面倒臭い北海道でも、川の中・上流域で釣っている分には怒られる事はほとんどない、という事が分かってきた。


そこで興味が湧いたのがニジマス釣りであった。

北海道にはニジマスの棲む川が沢山あるが、竿の出しやすさ、魚影、型、他の釣り人が居た時の逃げ場、、、といった条件を考えてゆくと、自然と十勝川水系に定まっていった。




北海道のニジマス釣りでは、水際までのアプローチで草むらを藪漕ぎをする事が多く、さらに水際に出てからは渡渉を繰り返すのが普通だ。
だからウェダーは釣り人の必須アイテムなのだが、フェルト底は濡れると乾きづらく、車内に置いておくと匂う。
だから私は半ズボンに長靴というスタイルで通したが、今にしてみれば随分と遠回りな事をしていたと思う。

なお私が竿を出したのは8月中の何日間かで、10本ほど川を巡り、100匹ほどニジマスを釣ったと思う。


釣れたポイントは瀬の脇にある淵に草木がかぶっているような所や、何気ない早瀬の流速が緩みかけているような所が多かった。
逆に堰堤の下の淵や大きめの岩の裏側といったピンポイントは餌釣りの人に魚を抜かれてしまっているらしくダメだった。

また現地で出会ったルアーマン曰く、川によってはミノーを投げる人が多く、ミノーのヒラ打ちで食わない個体が多いとの事だった。
そんな中であれこれ試し、最も結果が出たのがダウンクロスからのドリフトだった。




北海道のマス釣りの魅力は未開拓(っぽい)場所が多い事だ。


もちろん、ほとんどの釣り場が開拓されているのだろうが、アクセスの困難さや、ヒグマの存在、釣り人の意識の高さが釣り場を良い状態に保っている。


こんな魚が釣れるのも魅力の一つだが、喜んでばかりもいられない。
現地では、繁殖力の強いブラウントラウトは本州におけるブラックバスのような存在であり、密放流が法律で禁止されている。
しかし放流する者は後を絶たず、ちょっとした用水路などで繁殖して釣り人が大挙して押し寄せる事もあるそうだ。
その事をネットで知った私は、良さげな用水路を見つけたら竿を出すようにしてみた所、ニジマスの自己記録を更新してしまった。
ただ用水路で釣れたのでは、素直に喜ぶ気にはなれなかった(笑)。



やはりこの釣りは(どんな釣りでもそうかもしれないが)、納得して釣った魚がいちばん嬉しいと思う。


私が釣った最も嬉しいニジマスはスピナーのパンサーマーチンで釣り上げたものだった。


外国からやってきた魚を、やはり外国製のルアーで釣り上げる。
ニジマスを巡る物語のようなものの中に自分が居るような錯覚に陥る。
あまり本州で活躍の場がないルアーだけに、第一線で活躍できる北海道のニジマス釣りは、とても新鮮な体験だったのだ。



最後に思い出のフィールド写真を。


全てが、あまりにも美しい世界でした。

澄んだ水も、森も、青い空も。

そして渡渉を繰り返し、木々の間を縫うように進んでゆくと、、、


突然、森の中に川が現れたのです!




本当に物語の中で釣りをしてるようでした。




諸事情で私はこの光景を二度と見る事はないでしょう。

釣れたニジマスは小さかったけど、最も記憶に残る釣りになりました。
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自然をめぐる人

Author:自然をめぐる人
貝殻拾い、釣り、日帰り温泉、動物撮影、風景撮影、山登り、石拾い、、、普通の観光旅行に飽きてしまったら、それは自然に親しむチャンスです。

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