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産地紹介:静岡県


遠州灘というと波の荒い砂浜のイメージがありますが、ここ御前崎市白羽~御前崎にかけては比較的波静かで潮干帯には低い磯が広がっています。


礫混じりの砂浜には、砂地の貝と岩場の貝の両方が上がり、周辺で最も豊富な種類の貝が上がる海岸と言えます。


また一帯の海底を構成する岩盤には泥岩層が含まれるようで、打ち上がった泥岩に開いた穴を覗くと二枚貝が住み着いています。


泥岩は脆いため、軽く地面に叩きつければ中に入った貝を採集できます。


こうして穴の中で生活してるんですね。
ちなみに近似種のモモガイは穴の内壁を石灰で固めますが、カモメガイにそうした性質は無いようです。

●実績のある二枚貝
カモメガイ、ニオガイ、チリボタン。

※これ以外に赤羽根周辺で上がる貝が採集できます。

●実績のある巻貝
ウミナシジダカラ、オミナエシダカラ、ハツユキダカラ、メダカラ、チャイロキヌタ、ハナマルユキ、ホシキヌタ、カモンダカラ、ヒメヨウラク、カコボラ、ヒメミツカドボラ、オオナルトボラ、ボウシュウボラ、ベニイモ、サヤガタイモ、ベッコウイモ、シワホラダマシ、イソバショウ、サガミナガニシ。

※これ以外に赤羽根周辺で上がる貝が採集できます。




同じ御前崎でも御前崎海水浴場では状況が全く異なります。
巻き貝はほぼ上がらなくなり、泥岩に穴を空けて棲む種類を含む、薄く軽い二枚貝が少しだけ上がります。

非常に地味な産地ではありますが、東海地方でここにしか上がらない貝が複数あるため取り上げる事にしました。

●実績のある二枚貝
アズマニシキ、ヤエウメ、メオニアサリ、チヂミイワホリガイ、バカガイ、ヒメバカガイ、カバザクラ、ユキミノガイ、マツカゼガイ、カモメガイ、シオツガイ、ニオガイ。

●その他の打ち上げ
カサシャミセン。




ヒメバカガイの模様のバリエーション。
同じ大きさのバカガイと一緒に上がるため紛らわしい。


メオニアサリ。
意外と拾えない貝で、手持ちの図鑑によると砂岩や泥岩の穴に棲息しているそうだが、穴を開けるとは書いていない。


ヤエウメ。
泥岩に穴を開けて棲んでいる。
似た貝が多く、殻表の途切れた線が見分ける一つの目安になる。


カモメガイ。
泥岩に穴を開けて棲息する。
左は老成した個体で、右は比較的若い。


カモメガイ。
内側。


カモメガイ。
二枚合わせると、その造形の見事さが際立つ。


映画エイリアンに出てきそうだ。


好きな貝なので写真点数が増えてしまいました。

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Author:自然をめぐる人
貝殻拾い、釣り、日帰り温泉、動物撮影、風景撮影、山登り、石拾い、、、普通の観光旅行に飽きてしまったら、それは自然に親しむチャンスです。

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